障害のある人と援助者でつくる日本グループホーム学会

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季刊グループホーム 2026秋vol.90

グループホームの質を高めるための取り組みー各地で行われている研修の実践

特集にあたって

近年、グループホームをめぐる動きは目まぐるしさを増しています。先日新たに管理者に対しての研修の義務化や、直接処遇職員にも研修を検討すること等が打ち出されました。制度当初は支援の必要性も多くなく、知識等もそこまで無くても仕事ができていた時代もあったかと思いますが、今では障害も多様化してきており、そこに従事する支援者にもある一定のスキルが求められてきています。
グループホーム学会は、このような課題への取り組みとして、事業所同士の横のつながり(ネットワーク)の必要性や、その中で研修を行う仕組みづくりを提案してきました。また、その際に活用できる『援助のポイント』という冊子も発行しています。それだけでなく、この『援助のポイント』を使って研修を行う人たちがテキストとして活用できるような『援助のポイント詳細版』も発行しています。
これらの取り組みは、小規模なグループホームがそれぞれでさまざまなことを行うことは難しいけれど、地域ごとにネットワークを作ることによって取り組むことができるようになるのではないだろうか? グループホームのスタッフの仕事の性質上、朝、夕の勤務時間の人達が多く、研修に参加できる日中時間帯は限られてしまうため、できるだけ勤務場所の近くで研修を行う仕組みが必要ではないか? というようなことなどから行ってきました。
今号の特集では、今回の国の流れに先駆けて、ネットワークの構築ができている所や、研修の取り組みを行ってきている所を紹介します。ぜひさまざまな取り組みを知っていただき、全国各地にこのような取り組みが広がっていくことによって、利用者さんたちの生活の質が少しでも高まっていくことに期待します。

荒井隆一(障害のある人と援助者でつくる日本グループホーム学会)

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