障害のある人と援助者でつくる日本グループホーム学会

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季刊グループホーム 2026夏vol.89

特集 うちの地域連携推進会議

特集にあたって

昨年度から地域連携推進会議の設置が義務づけられ、多くのグループホームで地域連携推進会議を開催していることと思います。

そもそも、グループホームは地域の中の普通の住まいであり、一人の住民として他の住民とその役割を分担しながら暮らすために作られてきたのです。それまでの市街地から離れ、隔離された大型の入所施設中心の考え方を反省し、地域の中のノーマルな住まいとしてグループホームは作られてきたのではないでしょうか。ですからグループホームが地域の中にあるのは当たり前だったはずです。

 

ところが、そのグループホームが地域から孤立していたり、地域の中にあっても隔離された場所になってきたり、グループホーム自体も大型化し、小規模入所施設化した結果、地域連携推進会議が必要になってしまったのではないでしょうか。このことを私達は重く受け止めるべきだと考えています。

 

各地で実践されている地域連携推進会議はさまざまな形があります。グループホームの数が少ない地域もあれば、複数の法人のグループホームが近所に数多くあるような地域もあります。グループホームを建設するときに反対されたグループホームもあるかもしれません。地域の特性に合わせて地域連携推進会議もさまざまな形があるのは当たり前です。また、いろいろな工夫をしながら地域と連携を図っているところもあると思います。そのような地域ごとの推進会議を特集し、紹介することにしました。さまざまな形や工夫を参考にしながら、地域連携推進会議が充実されていくことを期待しましょう。そして地域連携推進会議が必要ではなくなるような地域に根ざしたグループホームが、数多くできていくことを願っています。

 

室津滋樹(障害のある人と援助者でつくる日本グループ学会)

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