障害のある人と援助者でつくる日本グループホーム学会

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季刊グループホーム 2026春vol.88

特集1.物価高と生活の困りごと
特集2.旅行・外出を楽しむ

特集にあたって

  高い。いろんなものの値段が高い。お米はもちろん、キノコ類も卵もお肉も調味料も高い。ポテチなどのスナック菓子は空気ばかりが増えました。イチゴに伊予柑、チョコレート。高くて「今日はやめとこ」の連続です。ほんの少し安くなったとはいえ、ガソリンも高い。北海道のような車社会では、どんなに高くても給油しないという選択肢はありません。灯油代も高い。いろんな物の値上げをしないと生産者や中間の人たちが困るのだろうな、仕方がないこともあるんだろうなと思いつつ、100円マックやハイオク120円/ℓという時代が懐かしくてたまりません。人件費も上昇しています。年収は増えているのに、手取りが増えたという実感があまりないというこの不思議。公的機関からの委託料は据え置きのままで、下手をすると最賃割れギリギリなのではないかと感じることすらあります。
 こんな時代の日々の生活、そして事業所運営でどのようなことに困っていますか? どのような工夫をされていますか? というのが、今号の特集のひとつです。
もうひとつの特集には、こんな時代の旅行や外出を取り上げました。長く続く円安を背景にインバウンドが増え、観光地はどこに行っても外国人観光客ばかり。外国人観光客を当てにして、食べ物もホテルも高くなりました。そして、コロナ禍という大きな転換期があり、私たちの生活も価値観も大きく変化しました。以前のように団体で旅行に行くというより、個別で、少人数でゆったりと思い思いの目的や状況に合わせて旅行や外出を楽しむようになりました。グループホームで暮らす入居者の方々の重度化・高齢化もあり、個別の外出や旅行はニーズにマッチしているのだと思います。
このふたつの特集に、10名の方々が思いや経験、実践を原稿にしてくださいました。共感できたり、ヒントがあったり、思わずワクワクしてしまうものもあるのではないかと思います。
大変なことばかりですが、嘆いてばかりいても始まりません。みなさんと工夫を重ねながら、明るくて暖かな「春」を待ちたいと思います。     粟野明子(日本グループホーム学会運営委員会) 

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