障害のある人と援助者でつくる日本グループホーム学会

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季刊グループホーム 2025秋vol.86

第21回日本グループホーム学会全国大会in徳島

特集にあたって

徳島大会は2021年に開催する予定でした。コロナ禍で4年、開催ができませんでした。2024年、熊本大会の最後に、ぼくは「来年は徳島で大会をします」と言いました。

徳島大会は、徳島入居者委員会だけでなく、グループホーム「わっか」とグループホーム「はくあい」の仲間と協力体制で準備をはじめました。大会で何をしたいか、ぼくたち入居者が中心で話し合って決めました。ぼくたちが中心でつくった大会です。

大会1日目からしょうがいのある本人が講演しました。グループホームの入居者もシンポジウムに出ました。ぼくは、シンポジウムでかなり緊張したんですが、その緊張のあまり、予定時間を超えてしまいました。つぎに話した日中サービス支援型グループホームへの意見は、時短で話をしてしまいました。

大会2日目の入居者大集合で、ぼくは「交流・はなしあいとゲーム体験」を担当しました。説明は少なくして、ゲームの時間をぎょうさん取りました。ゲームも、チームの応援も、すごく盛り上がりました。徳島大会は、ぼくたちの手作りで、温かみがあって、本音で話ができる大会でした。すごくよかったー。

ぼくは、2022年から学会の副代表をしています。ぼくには発達障がいがあります。グループホームだけどワンルームマンションに一人で住んでいます。自分の時間がすごせて良いです。趣味は旅行です。神戸で名刺入れを作ったことや京都の太秦映画村、徳島県南にあるDMVに乗ったことが良かったです。最近は、本人活動の旅行委員になって、みんなの旅行を企画することに力を入れています。副代表は、大きな責任があると思っています。

 

加藤哲嗣(さとし)(障害のある人と援助者でつくる日本グループホーム学会)

(徳島入居者委員会)

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